幼児期の終わりまでに育ってほしい姿(3)協同性

ページ番号1010847  更新日 令和4年8月16日

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前回に続いて、幼児期の終わりまでに育ってほしい姿をご紹介します。

幼保連携型認定こども園教育・保育要領(内閣府・文部科学省・厚生労働省)では、
幼児期の終わりまでに育ってほしい姿の3つ目【協同性】について以下のように書かれています。

「友達と関わる中で、
互いの思いや考えなどを共有し、
共通の目的の実現に向けて、考えたり、工夫したり、協力したりし、
充実感をもってやり遂げるようになる。」

今まで紹介した2つ(健康な心と体、自立心)は個々の姿として書かれていましたが、この【協同性】では"友達"の存在の重要性が示されています。
年齢が上がるにつれていろいろな友達と関わることを楽しいと感じるようになり、
時には思いをぶつけ合いながら、気持ちや力を合わせて遊びや行事等に取り組む中で「友達と一緒だとこんなにすごいことができる!」と充実感を味わう経験を重ねていきます。
集団生活の中でこそ育っていく姿と言えるでしょう。

ここにも、前回ご紹介した資質能力の3つが含まれています。

園生活を通して育みたい資質・能力
園生活を通して育みたい資質・能力(文部科学省 幼稚園教育パンフレットより)
※「幼稚園」と記載がありますが、こども園でも同様です。

1学期にあげた記事の【協同性】に向かう姿が含まれるものの一例はこちらです。

(文責 井村)

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