令和5年6月21日 年中組 研究保育

ページ番号1014911  更新日 令和5年7月1日

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本園では、「『やってみよう』を引き出す教師の援助-小学校教育への円滑な接続を目指して-」を研究主題に掲げ、
教員の資質向上と指導改善に向けて取り組んでいます。

今回は年中たんぽぽ組で研究保育を行いました。
「やってみよう」といろいろな運動遊びに取組み体を動かせるようにと
指導の工夫をしました。

・「ジャングルに探検!」「かえるになってみよう!」と
 幼児が興味関心をもつ雰囲気をつくりながら遊戯室に移動する。
・「ちょっと難しそうだけどやってみたい」と思えるような運動用具の設定。
・平均台でも、通常の平らな面と併せてかまぼこ状の面を設定し、
 どちらでも、自分なりに難易度に合わせて取り組んだり、
 動きを工夫したりすることができる余地のある設定。
・興味関心をもったものを繰り返し取り組める場所と時間。

です。

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そして、
・幼児の「やってみたい・・・でも不安」「やったらできた!うれしい!」を教師が共感し
 手助けしたり共に喜んだりして寄り添う
ことで、子供たちの「やってみよう」はさらに増しました。

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保育室に戻り、今日の活動の振り返りを行いました。
子供たち一人一人から、がんばったこと、できたことを発表してもらいました。

今回は汐入小学校の先生方にも参加していただき、
幼小の接続に視点からも保育を見ていただきました。
・自由に取り組めることで自分なりの工夫をし、知恵が見られた。
 課題に対する解決策を考えることにつながっていく。
・発表の経験が、話し合いや学び合いにつながっていく。

といったことがあげられました。


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研究保育の中で、教員は気付いたことを付箋に書き出していきました。

保育後の協議会では、付箋をシェアし、指導の工夫や幼児理解につなげます。
この後に講師の先生からお話を伺い、学びを共有します。

「教員は、その職責を遂行するために、絶えず研修に努めなくてはならない」とされています。
「研修」=「研究と修養」を通し、資質向上を図ります。