季節の食材“冬瓜”

ページ番号1010182  更新日 令和4年6月21日

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給食は季節の食材に触れるチャンスです。
食べるだけでなく、調理する前の野菜そのものに触れる機会としても大切にしています。
切る前の冬瓜に触れる機会はなかなかないので、大きさや重さにびっくり!

重い!

5歳児ぞう組は「100キロくらいある!」と重さを口にしていたので、バケツに1リットルずつ水をいれ、重さ比べをしてみました。
水の重さと比べて「大体3kg」ということを導き出した子どもたち。
大きさにも注目し「赤ちゃんとどっちが大きいかな」とはなしていたので、ひよこ組の子とも比べてみました。
食育に関する活動が“数量や図形、標識や文字などへの関心・感覚”の育ちにもつながりました。
このような学びが、小学校での学びにもつながっていきます。

ひよこ組さんも興味津々

わかったことを掲示して残しておくことで、自分たちの学びを共有したり振り返ったりできるようにしています。

学びを掲示

栄養士の先生に、冬瓜の中身も見せてもらいました!

切っているところ

5歳児らいおん組では切る前の姿を見て「すいかかな?」と声が上がりましたが「冬瓜だよ」と名前を知っている子が教えてくれました。
最初は真ん中を切ってもらい、「すいかと似ているけど中身は白い」ということを知った子どもたち。
さらに探究心を働かせ、「端っこも見たい!」とリクエスト。
「もしかしたら色が違うかも」と予想をしていました。


切ってもらうと…

切り口

「色は一緒!」「でも種がない!」
よく観察し、考えて、知識を蓄えた子どもたちでした。

うさぎ組さんも冬瓜に触れ「すいかの友達だよ」と栄養士から聞いたことで、いつもよりも「食べてみよう」という気持ちが増していました。

給食

5歳児は調理前と後で色が変わったことにも気がつきました。


子どもたちは意外と野菜の調理前の姿を知らないことも多いものです。
“知っている野菜”を増やすことで、「食べてみようかな」と思えるきっかけを作っていきたいと思います。

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