11月25日 6年生 社会

ページ番号1012170  更新日 令和4年11月25日

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25日 6年生 社会の学習の様子を紹介します。

 今日の社会科は校長先生が授業をしました。校長先生は、以前、同じ荒川区瑞光小学校で6年生の担任を3回していました。瑞光小学校は人権尊重教育推進校で、毎年人権にかかわる授業を全学年で実施しており、ぜひ、その時の学習を尾久西小学校の6年生にも伝えたいとのことでした。内容は、「新しい学問 蘭学」です。江戸時代の中頃から西洋の学問を学ぶ人が増え、医者の杉田玄白や前野良沢らがオランダ語の医学書を大変苦労して翻訳しました。「解体新書」と名付け出版し、その後の医学の発展に大きな影響を与えましたが、杉田玄白らが翻訳するにあたって、腑分け(解剖)を見学したのが荒川区南千住駅すぐそば(現在の回向院、肝臓記念碑があります)です。実際に、腑分けを行ったのは、その当時、身分上厳しく差別されてきた人々で、その技術の高さに杉田玄白らは大変驚いたとのことでした。この授業では、腑分けにかかわった人たちの思いを想像し、杉田玄白らが「解体新書」を完成させることができた理由等も考えました。子どもたちは、自分の意見をワークシートに記入したり、友達と意見を交換したりしながら真剣に学んでいました。

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