令和3年9月9日 オンライン授業の試み

ページ番号1002714  更新日 令和4年3月14日

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学校では、今後学級閉鎖や臨時休業、また事情により一定期間子供の登校を控えなければならないケースが増えることを想定しています。
そのような場合でも学校のタブレットPCを持ち帰ったり、自宅にお持ちの通信機器を使ったりして、オンラインで授業をはじめとした学校での活動に参加できる仕組みを準備していますので、ここでご紹介します。

全児童に付与されている「Google Classroom」のアカウントにある機能の
「Google Meet」(ビデオ会議)を用いて授業を視聴できます。

写真:オンライン授業の試み1

写真:オンライン授業の試み2


左は教室後方から、クラスメイトの様子も含め教室全体を見る形で授業に参加しています。右は黒板がよく見える場所にタブレットPCを置き、担任も見え方や聞こえ方を画面の向こうの子供に尋ねて確認しながら進めています。

子供自身に抵抗感がなければ、ビデオとマイクをオンにして、発言や質問をすることも可能ですし、他の児童との会話、話し合いにも参加できます。

写真:オンライン授業の試み3

写真:オンライン授業の試み4


左は図工室での図工の授業。展覧会に向けた共同制作の題材を何にするか、グループで話し合っています。右は学級活動。2学期初めに発足した新しい係のメンバー3人で、目当てや活動内容を話し合っています。
画面越しですが、子供たちは相手はそこにいるような意識で関わりあっている姿が見られます。

タブレットPCの利点は持ち運びのしやすさにもあります。
教室での学習も前方・後方・自席、どこから視聴するかは目的によって選べますし、特別教室や体育施設への移動も可能です。

写真:オンライン授業の試み5

写真:オンライン授業の試み6


左は自分の座席から英語の授業に参加。普段の授業の感覚で視聴・参加しています。
右はタブレットPCごとプールサイドに移動し、体育の授業を見学しています。

自宅からオンラインで参加した児童からは「実際に学校にいるみたいで楽しい」という感想がありました。また、黒板の文字などもちゃんと読み取れ、しっかりノートをとることができていました。

何よりも、私たち教員が想像した以上に、子供たちはオンラインに適応しています。画面の向こうにいる友達と、まるでそこにいるかのようにコミュニケーションをとっています。

登校を控えなければならない理由は一人一人異なっており様々ですが、どのような場合であっても子供の「学びを止めず」「繋がりを保つ」方法を用意してまいります。
オンラインでの授業参加を希望される保護者の方は遠慮なくご相談ください。