230206/柳田邦男絵本大賞表彰/全校朝会

ページ番号1013032  更新日 令和5年2月7日

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これからけがをしたり困っている人や障害のある人がいたら、助けたり応援したり力になりたい

2023年2月6日(月曜日)

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▲6人の子どもたちが、優秀賞、佳作、努力賞を受賞しました。おめでとうございます。優秀賞を受賞した3年生の児童に代表して作品を音読してもらいました。原文のままご紹介致します。柳田邦男先生からも返事としてメッセージをいただいています。
 「さっちゃんのまほうのて」を読んで
 柳田先生こんにちは。わたしは今まで障害の子と会ったことがあまりないので、この本をみてちょっとふしぎだなと思って、どんな生活をしているのか知りたいし、だれとでも仲良くしたいと思って読んでみることにしました。
 さっちゃんは、生まれつき右手に五つの指がないけれど、さっちゃんがけんかをして自分の気持ちを伝えて指のことをわかってもらうお話です。
 わたしは、本の絵を見て指がないことがとても悲しいんだなと感じました。でもお父さんが、「さちこのてはまるでまほうのてだね。」と言ってくれて、わたしもさっちゃんの手は世界に一つしかなくてまほうの手だなと感じました。
 わたしが心にのこった場面は、「さっちゃんもおかあさんになれるかな。」という場面です。理由は、その後にお父さんが「だれにもまけないおかあさんになるぞ。」と言って、さっちゃんがとてもうれしそうで、指がなくてもお母さんになれるんだ。とさっちゃんに自身がもててよかったなと思ったからです。
 わたしが体けんしたことは、わたしのおじいちゃんは病気で足が一本しかないけど、私たちがかぎをなくしたときに、一こしかない足でだんさをおりてかぎをあけてくれたことです。すごいな、だんさがあったのにがんばったんだ。と思いました。
 わたしがこの本で学んだことは、病気の人でもへんじゃないと思い、はずかしくないという気持ちをもつことを学びました。
 わたしは、これからけがをしたり困っている人や障害のある人がいたら、助けたり応援したり力になりたいです。(原文のまま)