230322/令和4年度卒業式

ページ番号1013600  更新日 令和5年3月25日

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2023年3月22日(水曜日)/令和4年度卒業式が厳粛に挙行されました

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快晴のもと、卒業生の門出を全校児童でお祝いしました

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▲76名の卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。感染症対策のため、日ごろからマスクを着用し、手指消毒の徹底など、今までに経験したことのない苦しい状況でも、負けずに、勉学に励みました。その姿に私たち大人も心から勇気づけられました。何よりも本日、来賓のお客様をお招きし、保護者の皆様、在校生の代表として五年生も参加する中、卒業生がマスクをはずし、卒業式を開催できたことを、心から嬉しく思います。
 卒業席の皆さんは、素直で礼儀正しく、何事にも喜んでチャレンジし、男女関係なく、仲良く団結力があると周りの先生方から評判でした。
 皆さん方は、一人ひとりが個性的で、その個性をお互いに尊重し、友だちを否定しない、気持ちの良い挨拶ができる、思いやりのある子どもたちでした。私たち教師として、心の底から愛すべき子どもたちでした。
 これから、自分らしく朗らかに、正直に生きていってください。1階のロビーに「おすすめの一冊」が掲示されています。六年生の作品の中で、吉野源三郎さんの「君たちはどう生きるか」が紹介されていました。その中に書かれている「おすすめ文」の内容に感心しました。そこには、「悪かったことは、正直にあやまることが大切だということに気づかさせてくれた本」とあります。
 正直は、人生を素晴らしくするために欠かせない要素です。時には嘘をついてごまかしたくなることがあるでしょう。友だちと話を合わせるために、知ったかぶりをすることがあるでしょう。自分にとって都合が悪いときは、嘘をついて、その場をしのぎたくなることがあるかもしれません。しかし、いったん嘘をつき始めると大変です。嘘をつくと、また別の嘘をつかなければいけなくなります。正直に生きていくと、その時は損をしたように感じることがありますが、正直であることは、穏やかな生活を約束してくれます。
 更に「あの人は嘘をつかない」と、まわりから信頼を勝ち取り、それが偉大な力に変わり、自分の道を切り開くことにつながります。どうか、卒業生の皆さん、これからも、自分らしく朗らかに、他人に対しても自分に対しても、真っ正直に生きていかれることを心より願っています。
 ご卒業おめでとうございます。いつまでも皆さんのことを見守っています。

令和5年3月22日(水曜日)
教職員一同