七夕の願い

ページ番号1004889  更新日 令和4年3月14日

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子どもたちの胸の内が垣間見えます

2021年7月3日(土曜日)

写真:短冊

 七夕と言えば、1年に1回、天の川を渡って織姫と彦星が出会える日です。では、なぜ年に1回7月7日なのでしょうか?

 物語をたどってみますと、織姫とは、その名前の通り、秋の豊作を願う際に、神様が着る着物を織る女性のこと。織姫が一生懸命にはた織りをしているので、天の神様が牛の世話をよくする牛飼いの彦星と結婚させてくれたそうです。ただ、2人は楽しくて仕事もせずに遊ぶようになり、神様が怒って2人を天の川を挟んで引き離してしまったという悲しい物語です。

 そんな織姫と彦星が哀れになった神様が年に一度、七夕の日だけ2人を会わせてあげることにしたというもの。そのために2人は七夕の日のために頑張って仕事をするようになったというのです。

 実は今にも通じるような深い意味があったことが分かります。

 また、はた織りの機械を昔は「棚機(たなばた)」と呼んでいたのが七夕の名前の由来とも言われています。

 子どもたちの願いは様々です。「コロナがおさまり、みんなが幸せになりますよう」「小児科医になって、病気の子どもを救いたい」「お母さんゲームやらせて」など、子どもの心の内が垣間見えます。各教室の廊下に掲示してありますので、土曜日の引き渡し訓練の際にぜひご覧ください。