校長挨拶

ページ番号1004433  更新日 令和6年4月12日

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 四月の風に揺れる桜の花を背景に、49名の新入生を迎え、全校児童299名で第二日暮里小学校の令和6年度がスタートしました。保護者の皆様におかれましては、お子様のご入学、ご進級、誠におめでとうございます。本日より気持ち新たに、3つの学校教育目標「心ゆたかな子」「よく考える子」「ねばり強い子」の実現に向けて教職員が一丸となって精一杯教育活動を進めてまいります。重点目標は、昨年度に引き続き「心ゆたかな子」とし、他を認め共に行動できる子の育成を目指します。その出発点として、気持ちよく誰とでも挨拶ができるよう指導を充実します。

「誰とでも」を朝の挨拶を例に具体的にいうと、まず登校途中は交通指導員さんに、校門で先生に、玄関でスクール安全ステーションの方に、靴箱付近で友達に、廊下ではすれ違った人に、そして教室に入るときは先生や友達に挨拶をするという感じです。すると、挨拶をする相手には子供も大人もいて年齢が異なりますし、性別や性格、学級や学年等が異なる相手もいるでしょう。つまり、誰とでも挨拶できるようにしようという場合、相手は学校に出入りする人すべてを指します。学校公開日等で人の出入りが多い日には、保護者・地域の方にも挨拶ができることを目指しています。挨拶には「相手の心を開き、相手の心に近づく」という目的があります。「相手に敬意を表する」「お互いを信頼し、協働することを確認する」「場の雰囲気を明るくする」等の意味もあります。私は、本校を気持ちの良い挨拶であふれる学校にしたいと思います。 そのために、4月をあいさつ強化月間とします。また、昨年度まで4・5・6年生が行っていた縦割り班による挨拶隊の活動を、今年度から1・2・3年生にも広げ全学年で実施します。全児童が互いに「おはようございます」と声を掛け合うことを通して、児童一人一人の心がより豊かに成長するよう願っています。

 最後に、ご家庭でも挨拶が大切な理由を語り合ったり、挨拶のお手本を示したりして、お子さんが積極的に行動に移すことができるよう励ましていただけますと幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。