6年生は、始まったばかり

ページ番号1004761  更新日 令和4年3月14日

印刷大きな文字で印刷

小学校生活最後の宿泊学習は終わった。
一人一人がめあてをもち、それぞれが頑張った。
でも、うまくいかなかったこと、先生に厳しく怒られたこともあった。

「当たり前のことを当たり前にやろう」
簡単そうで難しい。
全員がそろってやるということは、もっと難しい。

「目立つとこだけ一生懸命はだめだ。見えないところこそ頑張ってほしい」
そんな、担任の先生の願いは、いつも来年の3月20日を見据えている。

でも、先生たちは、知っている。
みんなが脱いだ上履きを、後からそろえている君を。
食事の後に床にしゃがんで、誰かがこぼしたご飯粒をていねいに拾っている君を。
大勢の前で話す大役を、「無理だ・・」とつぶやきながらも最後まであきらめなかった君を。

運動会、下田移動教室と大きな行事は終えたけれど、6年生は、まだ始まったばかり。
きっと、変われるはずだ、君たちは。

写真:6年生は、始まったばかり