最後の移動教室
小学校生活最後の移動教室が終わりました。

今回も今までの先輩と同じように、自分たちの力で、下田の街をまわり、ゴールに到達しました。
そこには、当然トラブルやいざこざもありました。全く違う方向へ行ってしまうグループもありました。
言葉で説明することと、実際に体験することには大きな差があります。
自分たちだけでまわれたという自信も、
できると思っていた計画が思い通りにならなかったことも、
グループ内でトラブルになってしまったけど、
どうにか折り合いを付けてゴールを目指したことも、
必ず、子どもたちの力になると思うのです。
もうすぐ、小学校を巣立つ彼らに、
そして遠くない日に親から離れていく彼らに、
私たちがしなければならないことなのだと思うです。
2日目の夜におこった出来事について、個別の指導ではなく、3日目の朝に全体に指導しました。
関係のない子も、事情がよく分からない子もいます。
でも、担任の先生が何を願い、
何を期待しているのかという思いは伝わったと思います。
彼らの表情を見ていると、
担任の先生を信頼し、
自分たちのクラスに誇りをもち、
みんなで卒業したいという思いが伝わってくるのです。