令和2年7月18日 『高校授業体験』3年生

ページ番号1005521  更新日 令和4年3月18日

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高校での学び方がイメージでき、進路選択の意識が高まった体験会でした

本校の生徒への思いとして、中学生としての今を“幸せ”と、卒業してからの“幸せ”があります。卒業してからの“幸せ”とは、生徒が社会に出てから、その行った先で「社会の一員としてやっていける」ことです。そのために、義務教育を終えた来年の4月からどうやっていくか、これをしっかり決めてくことが、3年生にとっての今の課題です。

そのための支援として、今回、高校の先生方に来校いただき、3年生が高校の模擬授業を実際に体験する取り組み=『高校授業体験』を、土曜授業日の7月18日(土曜日)に実施しました。
これにより、高校の授業のイメージをつかみながら、

  • 高校へいったら自分はどうしたいのか(進学意思の確認)
  • どんな進路・高校が自分に向いているか(進路選択)
  • そのためには、今、どんな勉強を(内容)、どんなふうに(学び方)しなければならないか

など、進路選択の意識を高めてもらうことをめざしています。

当日は、各都立高校の先生方に、次のような授業を行っていただきました。

家庭・福祉高等学校(仮称) 身体の不自由な方を手助けの仕方を学ぼう(介助者、被介助者の体験学習)
葛飾総合高等学校 将来を見据えて、自分の時間割をつくろう(キャリア形成を意識した、科目登録体験)
蔵前工業高等学校 建築に関わる様々な仕事を知ろう(一級建築士が教える住宅設計体験)
葛飾商業高等学校 社会人としての基本を身につけよう(ビジネスコミュニケーションスキルの基礎体験)
千早高等学校 英語によるコミュニケーション能力を実際に使ってみよう(Zoomを使ったアメリカの学生との交流体験)
竹台高等学校 身近な遊びから、トポロジーの基礎を学ぼう(折り紙を使った、正多面体の性質の調べ学習体験)
産業技術高等専門学校 医療機器に触れてみよう(医療機器の開発・研究の現場体験)

どの授業も、中学生向けにアレンジしながらも、レベルの高い内容でしたが。3年生は真剣に話を聞きながら、授業に参加していて、充実した体験授業となりました。授業後は、各クラスで報告会が行われ、学んだことをお互いに共有することができました。これを、今後の進路選択に活かしていってほしいと思います。ご協力いただきました各高校の先生方、ありがとうございました。

写真:高校授業体験1
介助者、被介助者の体験をしました
写真:高校授業体験2
医療機器の実験機材を実際に使ってみました
写真:高校授業体験3
名刺交換など、練習してみました
写真:高校授業体験4
リアルタイムで、海外と交流しました
写真:高校授業体験5
科目選択をとおして、キャリアデザインを学びました
写真:高校授業体験6
簡単な住宅設計を体験しました
写真:高校授業体験7
折紙で多面体を作り、その性質を調べました