令和2年8月17日 3年 オンライン夏季学習教室(質問教室)

ページ番号1005519  更新日 令和4年3月22日

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コロナ禍の様々な事態に対応した学習支援に向けて

例年、夏休みといえば、長期の休みによる学習習慣の衰え防止や学力の定着のための問題集や、自由な時間があるからこそ取り組める読書や制作などの課題が、宿題として出されていました。しかし、今年は夏季休業期間自体が短く、教育活動休止日を除くと実質一週間ほどとなったため、宿題も限られたものに絞ることになりました。

写真:オンライン夏季学習教室1


また、学習の遅れの挽回や学力のさらなる向上につなげるための学習支援として行っていた「学習教室」も、例年、夏季休業のこの時期を当て込んでいる作業(今年は各教室の電子黒板の入れ替え、防災備蓄倉庫の物品交換等)をこの短期間に行うことになり、使用できる教室が限られることなどから、その実施も限られたものになりました。

そうしたなか、3年生の夏季学習教室(質問教室)は、今年は“オンライン”で試みを行いました。これは、一つには、このところ高止まりの傾向にあるコロナウイルスの感染者数をかんがみ、学校まで出てくるなどの接触の機会をなるべく減らす意味があります。しかし、それ以上に、あえて3年生で行うことには理由があります。
現在の感染状況とその対応を見ていると、前回のような一斉臨時休業はともかく、感染または濃厚接触の発生等により、一時的な学級・学校閉鎖が起きる可能性は否定できません。そうした事態への備えとして、四中では、6月はじめに行った“オンライン学活”の試験運用での反省を基に、40分の時間制限なくzoomを使用できるよう学校として別途契約するなど、“オンライン学習”を行うための基盤整備をすすめています。そうした事態となったとき、まずは進路を控えた3年生で実施できるよう、その準備を兼ねて、3年生で行うことにしました。

写真:オンライン夏季学習教室2


8月17日(月曜日)は、初日ということもあり、上手く動作せずにご迷惑をおかけしました。翌日18日(火曜日)は、順調に行うことができました。こうしたオンライン学習を、機会を見つけて運用することで、コロナ禍の様々な事態に対しても、途切れないような学習支援ができる備えとしたいと思います。