令和2年12月25日 二学期 終業式 校長講話

ページ番号1005503  更新日 令和4年3月22日

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身近な人と本の話題で話をする、そんな時間を持つ冬休みに。

二学期の最終日である12月25日(金曜日)、終業式を実施しました。通常行っている「校歌聖斉唱」も新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から行いませんでした。以下、校長講話の抜萃です。

おはようございます。
今日で2学期が終わります。今学期の振り返りは、各学年・学級で行うと思うので、私からは2つだけお話をします。

  1. 今年は、言うまでもなく、新型コロナウイルスにより、私たちの生活は大きな影響を受け、今もまだ続いています。そうしたなかで、多くの人が大変な思いをしているのですが、そのなかで注目されているのは、医療受持者の方々、お医者さんや看護師さんなど、病院の関係者の方々です。最近は感染した患者さんが増えてきており、自分自身が感染するリスクを抱えながら、その治療にあたっておられます。
    そこで、今回、そうした方々への感謝を示そうと、お礼の手紙を書くという取り組みが東京都で行われ、本校では、衛生委員の人皆さんにお願いしました。衛生委員は、日頃からみんなのために換気や加湿など感染拡大防止に取り組んでくれているからです。この手紙は無記名ですので、誰が書いたかは分かりませんが、一枚紹介したいと思います。
    医療従事者の皆さん、このコロナ禍の中、わたしたちが毎日学校行けているのは、毎日働いていてくださる皆さんのおかげだと思います。ほんとうにありがとうございます。わたしたち衛生委員会も、消毒の呼びかけ、マスク着用の呼びかけ、3密への注意、教室の換気など、コロナウイルスが広まらないよう努力しています。・・・いつもどおりの日常が戻ってくることを願っています。がんばってください。
    いいお手紙をありがとう。
    私たちは、医療現場のお手伝いは出来ませんが、自分が感染しないようにすることが、こうした方々を支えることに繋がります。この冬休みは、意識して過ごしていきたいものです。
  2. さて、このため、この冬休みは家で過ごす時間が多くなると思います。3年生は、進路に向けて準備として、書類を書くなどもありますが、主には実力をつけるための勉強に取り組むことになると思います。がんばってください。一方、1・2年生は少し時間に余裕があると思います。私は、こうした長期の休みには、必ず1冊は本を読むようにしています。そこで、皆さんにやってみてほしいことがあります。
    それは、「家族の方にお勧めの本を聞いてみる」です。そして、それが面白いと思ったら、是非、読んでみてください。自分の世界を広げるきっかけになるかもしれません。また、自分が読んだ本を家族に紹介をしてみてもいいでしょう。「家族でステイホーム」が言われるなか、身近な人と本の話題で話をする、そんな時間を持ってみて下さい。
  3. それでは、健康に気をつけて、3学期に皆さんが元気に登校してくれることを楽しみにしています。終わります。

それでは皆さま、良いお年をお迎え下さい。