令和3年1月9日 トランポリン競技 武藤真也さん 講演会・実演体験会

ページ番号1005502  更新日 令和4年3月22日

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オリンピック・パラリンピック教育推進事業

第四中学校では、これまでオリンピック・パラリンピック教育推進事業に様々な形で取り組んでおります。この度は、本事業の5つの重点のうち「スポーツ志向」として、1月9日(土曜日)の土曜授業日、トランポリン競技の武藤真也さんをお招きしての講演会及び実演体験会を開催しました。当初、全校一斉での実施を予定していましたが、会場での“密”を避けるため、学年を分けながら講演をしていただけることになりました。

写真:トランポリン競技実演体験会1


講演会では、「五輪をもっと楽しく、採点競技のみどころ! トランポリンって何?」を演題に、Tokyo2020大会の国内競技役員である武藤さんから、トランポリン競技の見方や面白さなどを伺いました。そのお話からはトランポリン競技の発展への想いが感じられ、感銘を受けました。
校庭での実演体験会では、生徒のなかから数名がトランポリンを実際に体験しました。武藤さんは事もなげに跳んでいるように見えても、実際にやってみると、まっすぐに跳ぶこともままならならず、あらためてアスリートの技術の高さを実感しました。

写真:写真:トランポリン競技実演体験会2


武藤さんは、かつて国際審判カテゴリー1ライセンスの審判員になりたいと言ったとき、当時日本にはそのライセンスを持つ審判員が誰もおらず、周囲からは“無理だ”“できるわけがない”と言われたそうです。そんな武藤さんは現在、世界で27名しかいない国際審判カテゴリー1ライセンスを日本で唯一を持っており、その人が話す「夢を持つこと、諦めないことの大切さ」には重みがあり、生徒にとって前向きになれるメッセージとなりました。

写真:写真:トランポリン競技実演体験会3


一都三県に緊急事態宣言が発出されるなか、学校においても様々な活動が影響を受けています。しかしそんな中にあっても、感染防止対策を十分行った上で、生徒には、いろいろな体験・経験を可能な限りさせてあげたいと思います。武藤真也さんには、本校の教育活動にご協力いただき、誠にありがとうございました。

武藤 真也 氏
学習院大学進学後トランポリン競技に転向し東日本学生選手権3位、全日本選手権出場などの成績を修める。選手引退後は審判員として活動し、2009年に国際審判ライセンスを取得、ワールド杯、世界選手権などの国際大会に帯同。その後2017年には日本人唯一の国際審判カテゴリー1ライセンスの保有者となり世界選手権、アジア大会での主審を務める。2020東京オリンピックでも国内競技役員として参加予定。