令和3年6月2日 2年「特別の教科 道徳」研究授業

ページ番号1005491  更新日 令和4年3月22日

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ICT機器・学校図書館の活用により、教育活動の充実をⅠ

本校では、本年度の学校経営方針で、3つの重点のひとつに
「関わりを大切にする学校づくりで、社会の一員としての力を」
を掲げ、“人間関係づくり”を学ぶ教育活動として、

イラスト:豊かな心を育む「感動体験」 人間関係づくり「関わる力」 学習支援「自ら学ぶ」 生徒を幸せにする学校

Q-Uを活用した人間関係づくり支援の充実や道徳授業の改善等により、互いを尊重する姿勢と規範意識を育てる教育の充実を図る

ことを行っています。今回は、道徳の授業を全教員で参観、専門家からアドバイスをうかがう取り組みを行いました。専門家として、元早稲田大学大学院客員教授の大江 近 先生を招聘しました。

6月2日(水曜日)、2年生全クラスで、以下のような内容で道徳の授業を行いました。生徒は皆、テーマについて真剣に考えようとする様子が見られ、積極的に意見を述べる生徒もいました。授業後の研修会では、講師の大江先生から様々なご指摘とご示唆をいただき、生徒が主題について自分のこととして考え、参加する授業のヒントになりました。

学級 題材名 主題
A組 スダチの苗木 父母への感謝
B組 ある車中でのこと 思いやりを行動に移す大切さ
C組 裏庭でのできごと 誠実な生き方

写真:研究授業1


今回、全ての学級で電子黒板を活用するとともに、2年C組ではタブレットPCも活用しました。荒川区で整備いただいた「Google Workspace for Education」のうち、「フォーム(アンケート等の作成・回収機能)」と「ドライブ(データの保管・共有機能)」を使うことで、学級としての意見の傾向をグラフ化し共有したり、発言が苦手でも書き込むことで自分の意見を表現したりすることができ、それぞれの生徒の自我関与を深めることに繋がりました。

写真:研究授業2


荒川区では、タブレットPCや学校図書館を活用することで、「21世紀型能力を身につける」こと、「興味関心を広げ探求する力を育む」ことをめざしています。本校でも、学校経営方針3つの重点のひとつを「学びの“場”を保障する学校づくりで、確かな学力を」として、その活用を進めています。これからも、“学習支援”のツールとしてICT機器や学校図書館を適時取り入れながら、教育・学習活動の充実を図って行きます。