令和3年7月17日 3年 高等学校授業体験
高校での学び方がイメージでき、進路選択の意識が高まった体験会でした
本校の生徒への思いとして、中学生としての今を“幸せ”と、卒業してからの“幸せ”があります。卒業してからの“幸せ”とは、生徒が社会に出てから、その行った先で「社会の一員としてやっていける」ことです。そのために、義務教育を終えた来年の4月からどうやっていくか、これをしっかり決めてくことが、3年生にとっての今の課題です。そのための取り組みのひとつ、「高等学校授業体験」を7月17日(土曜日)土曜授業日に実施しました。
これは、都立学校にお願いをし、その学校の設置学科等で学ぶ内容を、中学生向けにアレンジして授業していただくものです。今回は6校にお引き受けいただき、学校紹介等を交えながら、下表のようなテーマで体験授業をしていただきました。
高等学校名 【学科名(コース名又は科名)】 |
テーマ[教科・科目等] |
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赤羽北桜 【家庭(保育・栄養)、福祉(介護福祉)】 |
子どもと音楽 ~みんなでミュージックベルを演奏しよう~[子どもと音楽] |
王子総合 【総合(単位制)】 |
産業と社会 ~自分をみつめよう~〔産業社会と人間] |
蔵前工業 【工業(機械、電気、建築、設備工業)】 |
原動機について ~理想気体の状態変化について~[機械] |
葛飾商業 【商業(ビジネス)】 |
情報処理 ~エクセルをつかって、いろいろな関数を学ぼう~[情報処理] |
千早 【商業(ビジネスコミュニケーション)】 |
多読と発表 ~様々な英語に触れて、 Try to use English!~[英語] |
竹台 【普通】 |
英会話 ~Encouraging 相手を励ます表現を学ぼう~[英語] |
どの授業も、中学生の自分たちにはレベル的にちょっと上の内容ですが、みんな真剣に授業に取り組んでいました。終了後には自分の学級に戻り、それぞれ受講した授業で学んだことを発表する報告会を行いました。
今回の授業では、将来につながる高校での学習がどのようなものであるかを実際に体験でき、進路選択に向けてたいへん参考になりました。また、新しいことを身につけるうえで、学ぶ姿勢や気持ちがいかに大切かを実感する経験にもなりました。