令和3年9月8日・10日 2年 下田移動教室代替イベント
「失ったものを数えるのでなく、残されたものを最大限に生かす」ために
東京都に緊急事態宣言が発出されているなか、学校では、感染防止対策により一層留意しながら、教育活動に取り組んでいるところです。
しかし、“マスク生活”でお互い表情もみえにくく、給食は無言で食べる“黙食”、合唱コンクールも実施できず、クラスで協力して取り組む活動が制限されるなど、生徒同志の交流・親睦を深める機会が持ちにくい生活をおくっています。さらに、二学期の開始にあたり、荒川区からは学校運営についての方針等が示され、結果、学校行事・活動について、次のような扱いとなりました。
- 連合体育大会 ⇒中止
- 清里移動教室(1年生・特別支援学級)⇒中止
- 下田移動教室(2年生) ⇒延期(解除後、3月までに実施できるよう調整中)
その他、制約を設けたり、変更を余儀なくされたりと、活動を制限せざるを得ない現状があります。
そうしたなか、2年生では、「転んでもただでは起きない!」という学年主任の先生の発案で、延期となった下田移動教室での体験や交流活動を少しでも味わえるよう、移動教室出発予定だった9月8日(水曜日)と10日(金曜日)を使い、「代替イベント」を開催しました。
プログラム内容 | 代替内容(移動教室で計画していたこと) | |
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8日(水曜日) | 1校時:事前学習発表会 事前に選ばれた各学級3名の代表者による調べ学習発表会 |
既に代表者選出は終えており、初日夜に予定していた会の代替として |
2・3校時:学級レクリエーション UNOなど4種類のカードゲームによる学級レクリエーション大会 |
バス内レクなどでできるはずだった、学級内の交流を深める機会として | |
10日(金曜日) |
5・6校時:カヤックレース体験・サバイバルゲーム対抗戦
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「海でのシーカヤック」は、延期先の3学期では、気候的に実施が難しいため また、学級対抗の行事も、延期により、そうした機会が当分持てないため |
ともすれば沈みがちな昨今、元気な声が響き、笑顔弾ける、明るい生徒の姿をみることができた行事となりました。これからも、「(学校だからこそ)できること」「学校でなければできないこと」を、工夫をしながら、実施していきたいと思います。