デジタル採点ソフト「採点ナビ」 期末考査で運用開始

ページ番号1005462  更新日 令和4年3月22日

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ICT機器・学校図書館の活用により、教育活動の充実をⅢ

荒川区では、タブレットPCや学校図書館を活用することで、「21世紀型能力を身につける」こと、「興味関心を広げ探求する力を育む」ことをめざしています。本校でも、学校経営方針3つの重点のひとつに「学びの“場”を保障する学校づくりで、確かな学力を」を掲げ、“学習支援”のツールとしてICT機器や学校図書館を適時取り入れながら、教育・学習活動の充実を図っています。
そうしたなか、ICT機器の活用は、生徒だけではありません。教員の授業以外の学校業務や働き方改革としても、今回は、本年度新たに運用を始めたデジタル採点ソフト「採点ナビ」について紹介します。

この「採点ナビ」は、定期考査等の生徒の解答用紙を画像データに変換、パソコン画面上で採点する、校務支援ツールです。これにより、効率的に採点できることはもちろん、観点ごとの得点集計を含め、採点した得点が自動でデータ化されるため、PCへの入力時間が大幅に短縮されるばかりでなく、集計ミスや転記ミスなども防ぐことができます。本校では、昨年度は試験的に活用、本年度は荒川区の学校パワーアップ事業を活用し、学校として運用できるようにしました。

写真:採点ナビを使う様子
同一問題の各生徒の解答を一度に表示、一斉に丸付け

大切なことは、生徒が実力をつけてくれることです。記述式解答への部分点記入やコメント・アドバイスの追記など、これまで採点方法の使い勝手のよさも活かしながら、「採点ナビ」の導入・活用により効率化を図ることで、教員がより生徒に力を注げるようにしていければと考えます。

これからも、各教科で、ICT機器・学校図書館を適時活用し、教育活動の充実を図って行きます。

写真:答案用紙
答案用紙の採点イメージ