令和8年10月5日 1学年 清里移動教室(2)

甲府市の辺りまでは小雨交じりであった空模様は、北杜市に入る頃には青空が見えるようになってきました。まるで清里の自然が私たちを歓迎してくれているかのようです。
道も濡れていなかったので、移動教室初日は清泉寮を目指すおよそ2時間のハイキングを行いました。
緑に覆われた岩間から絹糸のように流れ出る神秘的な美しさから「竜の吐く滝」の名付けられたという吐竜の滝は、しばし我を忘れてみとれるほどの絶景です。ここを起点に、沢伝いに上る岩場のハイキングが始まりました。



最初こそ、大きな自然に包まれた実感に周囲を見渡してはその思いを交流しながら散策していた生徒たちでしたが、次第に険しく起伏する岩場の山道に閉口します。それでも、互いに「大丈夫?」「ここ滑るよ」などと声を掛け合い、やがて進む道を選択したり、枝を掴んだりしてどんどん前に進むようになりました。

最後は笹原の斜面を抜けて、牧草地が広がる清泉寮の前の景色に飛び出して、達成感のこもった歓声をあげて、互いを称えていました。
「初めて登山を体験した」と話す生徒もいたように、なかなか手強い道のりでしたが、登り切ってみるとさわやかな高原の風が心地よいひと時でした。渓流の音が耳に残る道程はきっとよい思い出になったことと思います。

宿舎に到着して行われた入園式では、お世話になるスタッフにご挨拶をして、集団生活のスタートです。大部分の生徒は、小学生の頃にこの宿舎にお世話になっています。その頃と比べ、今の自分の成長をどのくらい感じているのでしょうか。あるいは、どのくらい感じられるものでしょうか。きっと答えは、帰り道で分かるものなのでしょう。


夕食後は、体育館でクラス別の合唱練習です。清里の夜に、きれいなハーモニーが響いています。

この後は、それぞれの係が情報を持ち帰って交流をする部屋会議が始まります。

