令和8年1月27日 荒川区の防災ジュニアリーダーが集いました

ページ番号1021374  更新日 令和8年1月29日

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 荒川区教育委員会主催による令和7年度荒川区中学生防災対策会議が行われました。

 荒川区の公立中学校では、災害について考える防災部が各校で活動しています。この防災対策会議は、全10校の代表者が集まって、意見を交流する機会です。今回は、今年度2回目の会議でした。

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 前半は、各校から持ち寄った防災対策の分析や提言の発表です。三中代表の3人も、堂々とした発表をしてくれました。

 首都直下型地震の想定被害を分析するなどして、

 「区民22万人に60箇所の避難所では足りないのではないか」

 「耐震ブレーカーの設置によって震災火災の7割が防げる。補助などで促進を」

 「発災時に何をしたらいいのかわからない。区全体の防災訓練実施やその周知をもっとしてほしい」

といった区への提言がありました。

 また、朝会で備蓄品の紹介をしたり、近隣保育園と合同訓練をしたりするといった、各校の防災部の活動紹介を聞いて、会場全体は皆うなずいていました。三中からは、地域交流活動へのボランティア参加や、参加呼びかけをしている報告がありました。その上で、

 「避難所となる自分の学校の安全性を確認する」

 「地域交流の場に参加して、障がいを感じる方や高齢の方の存在を把握する」

 「中学生の役割を確認する」

といった内容の、今後の活動を広げていきたいという思いも発表されました。

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 続いて行われたのは、10校計30人が、6人ずつ5つのグループに分かれたディスカッションでした。『荒川区のよりよい防災のために』というテーマのもと、他校の生徒と交流した15分間は、先程の発表を深め、共有する有意義な時間になりました。事後には、

 「小さい子や外国の方々にも、もっと情報を広げる」

 「全校の防災部が協力してポスターを作るなどして協働する」

 「地域の方の関わりを増やし、いざというときには避難所で支えあえるようする」

といった具体的な意見が発表されました。

 最後に全体を振り返って、東京消防庁荒川消防署警防課防災安全係地域防災担当係長から指導・講評をいただきました。

 「防災はみんなでやるものだから、仲間や区内や、地域で力を合わせてやっていけるように、情報を広め合って一緒に取り組んでいきましょう。」

 「また、日頃からちょっとのものでも、ちょっとの時間でもいいから防災情報を手に入れて考えていきましょう。みんなで防災を考えることが対策につながります。」

と、私たちの活動を支援してくださる心強いお話は、きっと生徒の心に響いたことと思います。

 打ち解けて、手を振りあって各校に戻っていく生徒を見送りながら、力を合わせて荒川区の未来をつくる世代に頼もしさを感じました。

 これまでの震災に関わって、防災とは想定レベルの高さを指すのだと校長の私は思います。これからも、地域の学舎(まなびや)である学校は、防災についてたくさん考え、結びつきを力とする活動を進めてまいります。子どもたちの姿を見て、改めて思いを新たにしました。