令和7年11月28日 学年弁論大会が行われました

ページ番号1021017  更新日 令和7年11月29日

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 本日6時間目に、体育館にて1学年の学年弁論大会が行われました。

 各クラス内で行われた発表会にて選ばれた2名ずつ、計8名の弁士がステージに上がって各々の主張を学年生徒へ語りかけました。

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 1学年の弁論テーマは「環境問題」です。

 オゾンホールや生態系維持、排気ガス、マイクロプラスチック、道端のゴミなどそれぞれが興味をもった分野領域に絞って、わかりやすくまとめていることにまず感心しました。そして、よく調べた細かい数値や正確なキーワード、場面を思い浮かべて共感を得られるような具体例を交えた、聴きごたえのある発表が次々と続きました。原稿をよく読みこんで流れるように訴える生徒、原稿をもたずに話し語りで発表する生徒など、伝え方の工夫も様々です。何よりどの生徒も、聞き手に考えさせることができるような、自分の思いを組み立てた質の高い発表でした。

 中でも、同調行動を語った弁論は印象的でした。ポイ捨てから始まったこの弁論は、どうして環境破壊になる行為をするのかと問いかけられると、皆もやっているから、と答える者を取り上げて弁が進みました。皆が意識をもって生活を送ることで、人の感覚は変わり、社会は変わるというのです。だから、日々のちょっとした個々の 行動の先には、社会の変化が待っているという主張でした。

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 既に3学年は学年弁論大会を終えています。来週には2学年の弁論大会が行われます。いずれも出張のため、校長の私は今日の1学年の発表だけを聞くことができました。他の学年の発表を聞くことができなかったことはとても残念ですが、今日の1年生がこの素晴らしい出来具合ですので、他の学年もきっと立派な弁論大会を成功させたことでしょう。

 今日の発表では、一人ひとりの弁論を聴いた直後に、学年生徒全員が独自性・構成・姿勢の観点でそれぞれの弁論を審査しました。後日学年代表生徒2名が決まります。

 各学年代表は1月の校内弁論大会に集います。そこで、どのようなお話を聞くことができるものかと、今から楽しみになりました。

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進行役を担当した図書委員も緊張しています。
事前に練習をして、立派に役目を務めてくれました。