令和7年11月19日 3年生が「面接」の心得を学びました

ページ番号1020978  更新日 令和7年11月19日

印刷大きな文字で印刷

1

 本日5校時は、3学年生徒にとって関心の高い、面接に関する講演をいただきました。お忙しい中をおいでいただきました東京都立忍ケ丘高等学校鎌田先生には、この場をお借りして感謝をお伝えしたいと思います。

 まもなく希望進学先の面接に臨む生徒はもちろん、その先も就職などで面接の機会はこれからもたくさん訪れるから、ずっと通用する心得を伝えよう、とお話は始まりました。

 そもそも、面接を受け入れる高等学校の先生方は、一緒に勉強したいな、一緒に勉強できるかな、入学したら楽しくやっていけるかな、という視点で、人柄を見たいと思っているのだそうです。ですから、まずは笑顔と元気が大切で、ハキハキと受け答えすることが大切とのことでした。

2

 以下、鎌田先生のお話です。

 多くの高校の入学試験などでは、その学校が求める生徒像を公表しています。よく学校について調べ、自分はこの学校に合っているのかどうかを考えることが第一段階。その結果、この学校に合っているのは私ですよ!とアピールしてみせるのが面接の場です。

 面接には、何回も練習をする必要があります。何回も練習をして、戸惑わずに自然にできるようになったら、当日に焦らず、内容の充実した面接をすることができるからです。間違えてもあわてず、堂々と。「わかりません」「今、少し考えます」とはっきりと答えられることも大切です。

 受け答えはちょっと付け加えて具体的に伝え、答えに対する次の質問を受けられるようにすると、得意分野を引き出したいと考えている相手の先生も生徒が考えていることを聞くことができます。自分を知ってもらえるために行う面接では、いかに得意分野につなげるかが重要。よそいきの態度で、自分の考えを伝えましょう。

3

 鎌田先生には、他にも、入室や退室の礼や挨拶、目線や姿勢、声や身なりなど細かく分けて、分かりやすく心構えを伝えていただきました。それぞれがなぜ必要で、面接官はそこから何を見極めようとしているのか、というお話は、一つひとつに納得ができる、高校の先生ならでは講演をいただけたと思います。

 一生懸命聞き入っている3学年の生徒の姿を見て、三中生の一人ひとりがもっているかがやく個性がきちんと相手に伝わる面接が実現できるようにと、祈るような思いになりました。

 これから、先生方との面接練習を経て、校長面接練習も予定されています。準備を重ねて、自分らしさを見てもらえる面接をめざしましょう。