令和7年10月7日 2学年移動教室(6)

ページ番号1020656  更新日 令和7年10月7日

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kayakku

 「み~ぎ!、ひだり!」左右交互の掛け声に合わせてて、赤や黄色のパドルが水面に潜ります。

 午後は、外浦海岸にて、シーカヤック体験に漕ぎ出しました。

 雨は降らずに何とかこらえた空だったのですが、沖から吹き付ける強風に一時は実施を検討するほどの悪条件でした。浜に出てみたクラスが風に乗って顔にに打つつける砂の粒に悲鳴を上げ、一時は全クラスで学園に引き上げました。それでもメニューを考えてくださったスタッフの皆さま、そして昼食や健康の確保に無理を聞いてくださった宿舎とバスの運転手の皆さまには、心から御礼を申し上げます。支えていただいた皆さまのお力により、多少時間を短縮しながらも実現することができたシーカヤックでした。

こうしゅう

こうしゅう

 沖の黄色いブイを回ることを目標にしつつも、風に戻されて思う向きにはなかなか進めません。風上に正対して漕ぎ出すのですが、ちょっと舳先がずれるとすぐに船体が横を向いてしまいます。

 「手を休めたら終わるぞー!」「ほら、もう一回!」とスタッフの大きな声で激励が響きます。「がんばれー」と次の番のクラスから応援が送られます。何回転覆しても笑顔で起き上がって継続をしているうちに、1クラス30分ずつの体験時間はあっという間に過ぎていきました。黄色のブイを回ることができた艇は10艘ほどだったでしょうか。

かやっく

かやっく

 うまくいかない時間の方がほとんどだったのに、海から上がってくるときはみんなニコニコと笑っていでした。息を合わせることのもどかしさと楽しさを味わえたのだと思います。うまくいかなくても、うまくいくように協働することの魅力を実感したことと思います。

おき