令和7年10月6日 2学年移動教室(1)
爽やかな秋晴れの下、2学年の生徒が移動教室に出発しました。伊豆の自然と歴史に親しみながら、集団の力を養う2泊3日の宿泊行事です。
週明けの朝早い集合にも関わらず、元気に顔を合わせた一行は、校庭で出発式を行い、学校前に停車したバスに乗り込みました。お見送りにおいでくださいました保護者の皆さまに手を振りながら、「優勝パレードみたい」なんて始まりのワクワクする気持ちを表現していた生徒もいます。
各学年1回ずつの宿泊行事、今年の2学年はこの秋の季節になりました。かねてよりお伝えしておりますが、2学年は今、荒川三中の生徒会活動を3学年の生徒から継承するタイミングを迎えています。実行委員会が掲げたスローガンの一節には「あたりまえのことをあたりまえに」とあります。生徒たちは、時間、挨拶など基本的ことをしっかりと行うことに今回の宿泊行事の重点を置きました。三中の生徒として責任をもって行動することを、この学年として大切にしていこう、と確認しあったのです。
1年生の頃から少しずつ、生徒は集団の力を養います。小学校の最上級生として学校全体のリーダーを務めあげて中学に入学した生徒たちは、すでに中学校生活の折り返し地点を迎えました。これまで、学級作りから学年作りに力を注いできました。その培ってきた力を、次は学校全体へと注ぐときが来たのです。
集団として考え、判断し、行動する場面を、この3日間で幾つも用意しました。単なるお楽しみの3日間だけではなく、最終日にはできたことを振り返り、さらに力強く三中を引っ張る学年へ成長する姿を期待したいと思います。
《 後ほど、写真を追掲載する予定です。 改めてご覧ください。 校長 》