令和7年9月11日 防災給食 食を通して防災を考えました
本日の給食は、おにぎり給食でした。
ちょっと楽しくなる、教室が賑わう給食となりましたが、目的はピクニック気分だけではありません。
防災について考える9月の防災の取組の一環として、食育の一面から考える機会をつくった「防災給食」です。
もしも、地震や台風などの災害が発生したら、身の安全を確保するとともに大きなポイントとなる「食」。
食材の確保、調理の可否、喫食の環境など、食べ物を口にするまでには、いくつもの段階があります。
今回は、特に食器が無い場合でも、身の回りの品の工夫で衛生に配慮した食事をとることに焦点をあてました。献立も、防災食に関連した提供になっています。
ビニール袋を用いた自分のおにぎりを手元で作りながら食べる給食は、新鮮な経験で、興味をそそるものであるとともに、やってみるといろいろなコツが必要になることが分かります。
生徒は、「袋にご飯粒がくっつく」「具が収まらない」「具は、混ぜご飯にしてみてもいいんじゃない」「ノリがうまく巻けない」など、互いの工夫を見せ合いながら取り組んでいました。
2学期から新しくなった各教室の電子黒板には、防災に関する資料が提示され、できあがったおにぎりをほおばりながら、災害に備えることの大切さを考えるひとときになりました。
日頃、食事ができるありがたさを考える機会にもなったと思います。
ご家庭でも、災害時の食の備えについて、ぜひ話題にしてみていただけるとさらに考えが深まります。よろしければ、お子さんにお声かけください。