令和7年9月1日 2学期が始業しました
8:35頃、体育館に集まった生徒は、7月末同様に、黙々と整列をして腰を下ろしました。10分前に教室にて出欠を確認して、簡単に一日の予定を確認した学活では、こみ上げるような笑顔を交わす賑わいを見せていたのですが、それとは好対照な姿です。いつもながら、荒川三中の生徒は、この場面に合わせた切り替えが見事で、感心します。
43日間の夏季休業を経て、学校の授業が再開しました。数日間は、互いの成長や個性を再確認する時間になるかと思います。
二学期は、輝汐祭が待っています。2学年は、勤労留学や下田移動教室などの取組に加えて、いよいよ生徒会活動の中心的役割を3学年から継承するときを迎えます。同じく1学年は、もう様子を伺う時期を終えて、参画の期待が寄せられます。そして、3学年はそれぞれの進路選択へ、力を合わせて取り組んでいきます。
毎年2学期の始業式は行われますが、生徒の思いは成長に伴って変化していきます。各学年の代表生徒のお話には、学年に応じた自覚や誓いの言葉が込められていました。
1学年代表の生徒は、思いを言葉に出すことを大切にしたい、という印象的な話をしてくれました。コミュニケーションを大切にしながら、互いに成長していこうと、集団つくりへ一つレベルアップした視点を学年の目標に据えていました。
2学年代表の生徒は、学校を牽引する番になったということは、日々の学校生活を丁寧に過ごすことである、という話をしてくれました。後輩の見本となる行動で信頼を大切にしたい、勇気をもって学校全体をよりよくしていこう、と学年を鼓舞する誓いの言葉のようにも聞こえました。
3学年の生徒は、受験のことだけではなく、これまでの集大成となる日々を大切に過ごしたい、というお話がありました。最高学年の姿を見せ、仲間と後悔のない学校生活を送りたいという思いがこめられていました。
集団として、一学期を互いが馴染む時期であるとするならば、2学期はいよいよ個と集団がその力を発揮する時期です。輝汐祭だけではありません。9月と11月の考査、三組は校外学習、各学年では弁論大会など、もてる力をぶつける舞台はたくさん用意されています。本日、2学期の活動をスタートした生徒たちが、今までとは一味違ったどのようなかがやきを見せてくれるものか、とても楽しみです。
ご家庭に皆さま、地域の皆さまには、今学期もご支援・ご協力のほどをよろしくお願いいたします。
(「学校からのお便り」から、三中だより 9月号 もご覧ください。)