令和7年7月18日 一学期の終業式を行いました。夏休みに入ります。

ページ番号1020245  更新日 令和7年7月18日

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siki

 1年生は入学式から73日間、2年生始業式から登校していた2学年と3学年は74日間を今日まで駆け抜け、1学期の終業式の日を迎えました。生徒一人ひとりにとって、日々を積み重ねて到達した日です。素晴らしいことだと思います。

 最初に各学年の代表者がお話をしました。よく練り、練習をした、内容がよく伝わる立派な話し方でした。

 1学年の代表生徒は、中学校に入って初めての中間考査が思いの外結果が伴わず、人生初めてというほどの挫折感を味わったこと、そしてその反省を生かして取り組んだ期末考査では成果を出すことができたことについて話をしてくれました。うまくいかなかった経験から努力する自分へと成長したことが語られました。

 2学年代表生徒は、行動することの責任について考えることができたと話してくれました。活躍を求められることのプレッシャーとともに、まもなく学校の最上級生になる決意を込めた話でした。

 3学年の代表生徒は、学年や学級の団結力の向上を話してくれました。うまくいかなくてもあきらめずに力を合わせて本番を迎えた運動会のむかで競争の経験をあげ、受験を団体戦で乗り越えていこう、と呼びかけました。

 話す生徒も、聞いている同じ学年の生徒も、緊張のあるよい表情をしています。きっとそれぞれの課題が改善に向かった実感を胸にしているのでしょう。明らかな成長を遂げている生徒たちを誇りに思います。

 家庭の時間を過ごす中で、不安に思ったり悩んだりしたときには、周囲の大人に相談をするように、生徒に伝えました。もちろん、学校にもお声かけください。教員全員が出勤していない日もありますが、一緒に考える時間をもちたいと思います。

 これから、学校を離れ、家庭や地域で過ごす夏季休業中の子どもたちです。私からは、地域の中の自分を見つめてほしいと思い、その呼びかけをしました。いずれは、地域の担い手として活躍してくれる子どもたちです。ぜひ、多くの皆さまと関わり、地域で育つ時間を少しでも多く取ってもらいたいと思います。見守りをよろしくお願いいたします。