令和7年7月9日 1学年移動教室(8)

ページ番号1020175  更新日 令和7年7月9日

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 最終日は大月の奈良子釣りセンターで食育体験に取り組みました。

 奈良子川の自然渓流にて、ニジマス釣りとその調理を体験しました。

 澄んだ川底を川上に頭を向けて泳ぐニジマスの鼻先を狙って、釣り針を投げ入れます。うまくいけば、5回ほど繰り返すと、20cm強のお魚が釣り上がります。初めて体験する生徒も多く、歓声をあげなから班ごとに挑戦を繰返しました。

 調理はハサミを用いて魚のお腹を切り開き、内臓を洗い出します。スタッフに串を打ってもらい、塩を振ってもらったら、班ごとに炭火の焼網にて加減をすると、いい匂いがしてきます。

sisetu

sisetutu

kawazoko

kawa

keiryuu

 釣り上げ、押さえて、針をはずす行程は、魚の命を感じる時間でした。「ビクビクしていた」「力が、伝わってきた」と神妙に感想を述べていました。

 また、調理も同様です。1/3の生徒はスタッフに依頼をしていましたが、それも無理をしないように繰返し伝えてきたことでした。さばいてみた生徒は、「血がたくさん出てきて驚いた」「内臓が思っていたよりもきれいだった」など、体験ならではの感想を口にしていました。

turi

turiage

tyouri

sumiyaki

yaki

 いずれも、事前学習からいのちと食の尊い関係に一歩近づく体験になったものと思います。

 新鮮な塩焼きは、味も格別でした。

tyuusyoku
宿舎からはるばる届けていただいたお弁当と合わせて、焼き魚定食みたいになりました。

 

 バスは最後の休憩地の談合坂を出て、いよいよ首都高速道路へと入ります。

 とても中身の濃い3日間であったと思います。

 この宿泊行事で、一学年の集団の力が見えてきました。退校式にて私は生徒へ、3年間の中学校生活でさらに成長を重ね、どのような最上級生になるのか楽しみに応援したい、と伝えました。

 これからの道程の出発点になること、そして将来人間としてかがやいていく礎となる中学校生活を送っていけるように、教職員一同最大限の支援を続けてまいります。

 保護者、および地域の皆様には連携の程をよろしくお願いいたします。