運動会のリズムに向けて(3歳児 こあら組)
園庭で遊んでいた子どもたちが保育室に戻ると、小さな足跡が・・・。
「小さいから子どもの足跡かな?ちょっと比べてみよう」と裸足になって足跡に重ね合わせ比べてみたり「誰の足跡なんだろう?」と不思議がったりしていると、「みて!こっちにもあったよ!」と隣のクラスからも足跡を発見した声が聞こえました。
園内にも足跡が付いてないか探検に行きました。
「ここにありそう」と園内の扉や棚を探してみたり、「足跡見つけた人いませんか?」と他学年の子どもや保育者に尋ねたりしました。
保育室に戻ると、窓ガラスや鏡に絵の具でお絵描きが!
「ABC(英語)が描かれているよ」「誰が描いたのかな?」と興味津々の子どもたち。
『AROHA』はこんにちは、『OHANA』は家族や友達という意味だと伝えると、「お友達になりたくてお絵描きしたのかも」そんな思いが沸き上がる子どもたちでした。
保育室のドアに動物のシルエットと前に見た足跡が現れました。
何の影かな? 何の足跡かな? 犬? うさぎ? こあら?
保育室にあるこあらのぬいぐるみの足を足跡に当て、ぴったり合わさることに気づいた子が。「この子の足跡だったんだ!」「みんながいないときに動いているのかもしれない」と話が始まりました。
今までのいたずらをしていたのは、「こあらの赤ちゃん」だったのです。
数日後「こあらの赤ちゃん」から花束とCDが届きました。「お花を付けて踊ってよ」「楽しい踊りだよ」こあらの赤ちゃんからのメッセージをもらい、さっそく踊りを楽しみました。楽しい曲調と振付に、笑顔が溢れていました。
こあら組にとって初めての運動会。「早くみんなに見てもらいたいね」と楽しみにしている子どもたちです。
めいっぱい楽しみ、頑張る姿を、当日ぜひご覧ください。