令和3年10月20日 きたきた あきまつり!(4歳児ぱんだ組)
葉っぱの色づきや、吹く風の冷たさから秋の訪れを感じている子どもたちと、『14ひきのあきまつり』の絵本を読みました。
読み終わると、「ぱんだ組もあきまつりしたい!」と声あがり、みんなであきまつりの材料を集めに汐入公園へ行きました。
あきまつりに必要なものをみんなで考えて、それぞれが作りすすめていきます。
ねずみのお面
絵本と同じように、ねずみになってあきまつりをしたいという思いからお面を使りました。
ねずみポーズもばっちりで、かわいいねずみになりきっています。
きのこ
汐入公園にきのこはなかったので、「きのこは作ろう!」となりました。
「折り紙で作れるよね!」とアイディアを出し合って作っています。
「きのこは生えているものだから」と床から生やせる方法も考えて試していました。
はっぱでんき
おまつりは夜にするイメージをもったことで、電気が必要と考えました。
「はっぱででんきを作ってみたい」という思いをどうしたら実現できるか担任も一緒に考え、形にしていきました。
障子紙に葉っぱを貼って、筒状にして電気にしました。
葉っぱが透けて見えてきれいです。
きのこのおみこし
「どうしたらみんなで担げる大きなきのこができるかな?」
考えたことが形になっていくことにわくわくしています。
「形が出来上がったら白い模様もつけようね!」とどんどんやりたいことが出てきます。
あきまつりのおしらせ
みんなでたくさんアイディアを出し合って作ってきたあきまつりを、他クラスの友達や先生にも
見てほしいという気持ちから、“あきまつりのおしらせ”を出すことになりました。
紙の色にもこだわって、秋色です。
いよいよあきまつり当日
「わっしょい!わっしょい!」元気な声が聞こえ、こども園の廊下に活気が溢れました。
「外でも担ぎたい!」と汐入公園でも「わっしょい!わっしょい!」
気持ちのいい青空の下きのこのおみこし、子どもたちのいきいきとした姿が一段と輝きました。
こども園に戻ってからは、子どもたち手作りの秋が溢れたお部屋でみんなで木を囲んで給食を食べました。「いつもよりおいし〜い!」
季節の移り変わりに興味をもち、1冊の絵本から大きな活動へと広がっていきました。
それぞれの考えを出し合いながら、クラスの友達とみんなで共通のイメージをもって1つの遊びを作り上げていく面白さ、楽しさを経験をした子どもたちです。
この経験がさらに子どもたちの主体性へと繋がっていくことを願っています。
きりん組の様子は後日更新しますので、楽しみにお待ちください。
ぱんだ組担任