令和3年11月10日 遠足の経験を遊びへ(4歳児きりん組ぱんだ組)
4歳児きりん組ぱんだ組で
11月2日に行船公園の動物園に行ってきました。
行く前から地図をのぞいて、「くさがめ、どうしているかな」と友達と話しながら楽しみにしていた子ども達。もっと動物に興味をもてるように、また、さらに遠足が楽しみになるように、動物クイズを用意しました。
『ワラビーのポケットはどこにある?』
『レッサーパンダ おなかの色は何色?』
『アリクイが食べる物はなんだろう?』
『ペンギンの羽はどんな形?』
『オタリアはどんな鳴き声?』
『ブラウンケナガザルの頭の模様はどんな模様?』
『おきにいりの動物をみつけよう!』
「ありくいってどんな動物?」「ペンギンはこう泳ぐから・・・」といろいろ考えていました。
動物園に入ると、目の前に本物の動物たちがいます。動物が想像していたよりも近くにいて、動くたびに「びっくりした〜」と驚いていました。
そして、クイズの正解探しです。
「頭の模様は白い△だった!」「おなか、黒かったよ。寝てても見えたよね。」と話すなど、発見したことを伝え合っていました。じっくりと観察したことが伝わってきます。

遠足の後は、遠足で見たこと経験したことを遊びに取り入れて楽しんでほしいと、いろいろな活動に取り組んでいます。
1.動物なりきりごっこ
「こんな感じだったよね」と動物園の動物を思い出して、まねっこをしているみんな。
アリクイは、舌を細長く出して、四つ這いで歩く。
サルは手を伸ばしてぶら下がる。
ペンギンは、水の中を早く泳ぐ様を表現。
ワラビーは跳ねる!

2.動物園づくり
今までも好きなものを箱などを作ってきましたが、今回は、みんなで動物園を作ろうと取り組みました。
どんな動物を作る?
「ぺんぎんの羽はこうやってついているんだよ」
「ワラビーのポケットには赤ちゃんをいれるの」
どんなものがあると動物園になる?
プール〔ペンギン用]
サルの山〔ロープ付き]
お家
ジャングルみたいな音楽
次々にアイデアが出ます。
また、「出来上がったら、他のクラスの友達もご招待したいな」と夢は広がります。
動物に会う前から興味が沸くような問いかけをし、子ども達が地図を見たり、クイズを行ったりすることで意欲が増しました。そして、本物をじっくり見ることで子どもたちの関心はさらに高まりました。遠足後は自分の見た動物を自分なりに体で表現したり製作で表現したりします。子どもたちは生き生きと活動しました。このように幼児期に主体的に関わるような体験を積み重ねていくことが、5歳児になった時の自分たちで遊びを作り出す力へとつながっていくと思います。
きりん組ぱんだ組 担任一同