みんなでげんきになろう!(3・4・5歳)
運動会を終えて、また少し心も体も大きくなった子どもたちです。年長組の子どもたちは、「元気に運動会を迎えよう!」と、学級で元気の約束を決めて過ごしていました。無事に運動会を元気に迎え力を発揮することができた年長組は元気の約束をお家の方やこども園のみんなに伝えることにしました。
「年下の友達に知らせるためにはどうしたらいいだろう?」と、考えを伝え合い、相談をして、遊びや乗り物を作って元気の約束を伝えることにしました。「楽しんでくれるかな?」「分かってもらえるかな?」と、楽しみとどきどきと半分ずつの気持ちで3歳児こあら組と4歳児きりん・ぱんだ組を招待しました。
こあら組を招待!
こあら組も招待状をもらって遊びに行きました。お兄さんお姉さんが運転してくれる電車に乗ったり、紙やダンボール・粘土などの素材で作ったお弁当やわかめうどんを振る舞ってもらったりしました。終わった後には「おどるのたのしかったね!」「げきもたのしかった!」という声がありました。新しい場所に呼んでもらえて嬉しい!という気持ちが子どもたちの中に溢れていた様子でした。
きりん・ぱんだ組を招待!
年長組に招待状をもらい、心をウキウキさせながら遊びに行ってきました。
保育室に入ると「こんにちは!」「元気ですか?」と元気な声が聞こえてきます。声が聞こえてくるほうへ進んでみると、「私はおしゃべりロボットです!」と、年長児が段ボールで作ったロボットから声が聞こえてきました。
「え?!」と驚く子どもたち。「どうなってるの?」「本当に喋ってる…の?」とロボットを横からのぞいたり耳を近づけたりする姿が見られました。
くじ引きコーナーや射的コーナーでは、くじや的に「ごはんをたべよう!」「あさひをあびよう!」などと元気が出る言葉がかかれていました。自分の学級に戻ると「くじ、たのしかった」「あれつくりたい!」という声が聞かれ、真似して射的を作る幼児もいました。
子どもたちから、楽しかったことや嬉しかったことを聞き、ありがとうの気持ちを込めてお礼のお手紙を作り、届けに行くことにしました。
年長組との交流で刺激を受け、元気いっぱいになった年中組です。
今後も感染対策を行いながら、学年を超えた交流活動ができるように援助して参ります。
みんなが来てくれたあと…
「帰りたくない!って泣くほど喜んでくれたね」「あいさつロボットが人気だった!」と来てもらった感想を伝えあう時間も楽しみました。「どうやってつくったの?」と気になる3・4歳児はさらに年長への憧れが強まった様子。その言葉を聞いた5歳児は「おしえてあげようか!」と張り切っています。
寒暖差の激しい季節となり体調を崩しやすい時期となりました。元気の約束をぜひお子さんに聞いてみてください。そして、ご家庭でもできる元気の約束に取組み、健康に過ごしてください。