幼児同乗の自転車にご注意ください!事故が増えています。

ページ番号1007143  更新日 令和4年3月14日

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幼児同乗の自転車の注意点(2019年4月)

※以下の記事の内容は2019年4月20日「時事ドットコム」掲載時のものです。子どもを前と後ろのシートに乗せて登園する場合、以下の点に注意してください。みなさんで声を掛け合い、子どもたちを事故から守りましょう。

「幼児同乗の自転車注意 続く事故、転倒の危険大 消費者庁」

 4月に入り、保育園などへの送迎で幼児を自転車に同乗させる機会が増えるとして、消費者庁は転倒などに注意を呼び掛けています。
 幼児用座席の装着によって車体が重くなる上、幼児が動いてバランスが崩れやすくなるためです。同庁は、ヘルメットやシートベルトの着用とともに、慎重な走行を求めています。

 消費者庁などによると、保護者らの自転車に同乗中の事故で負傷した幼児は、2007年は1804人で、以降は減少傾向が続いていました。2016年には792人になりましたが、2017年には840人と増加に転じました。2011、2013年には幼児2人がそれぞれ亡くなるなど、深刻な事故も後を絶たないのが現状ということです。

 さらに、普及が進む電動アシスト自転車では、通常の自転車に比べ急に加速するため、転倒や衝突が起きやすいとの指摘があります。

 消費者庁は、事故対策として以下の5点をあげています。

  1. ヘルメットなどを必ず着用させる
  2. シートベルトを着用させる
  3. 6歳未満の子ども2人まで同乗できる
  4. 停車中でも、幼児を乗せたまま自転車から離れたり、目を離したりしない
  5. 同乗者が2人の場合は、安定度が高い後部から乗せて前部から降ろす