令和5年度 園内研究概要

ページ番号1014770  更新日 令和5年6月30日

印刷大きな文字で印刷

研究主題・方法と内容

研究主題

「心や言葉を豊かにし、のびのびと表現する幼児を育てる ~絵本やおはなしとの出合いを通して~」

研究主題設定の理由

 昨年度も同じテーマで研究を進めてきた。園内環境が充実したことで、絵本と触れ合う機会が身近になり、興味をもって親しむ幼児が増え、教師もこれまで以上に幼児の心に寄り添い、幼児の様々な表現を引き出し、受け止めるようになった。その一方で、幼児の絵本に対する興味には個人差があり、好きな遊びの中でも、自ら絵本を手に取り楽しむ幼児だけではなく、興味をもたない幼児や手に取ってもすぐに飽きてしまう幼児もいる。また、保護者の絵本に対する興味や家庭での読み聞かせの時間のもち方などにも、個人差があることがアンケート調査を実施したことでわかった。
 そのため、昨年度と同じ研究主題の下、今年度は、絵本やおはなしと出合う機会の充実(学級の枠を超えた読み聞かせや外部講師、小学生、保護者による読み聞かせなど)、積極的な保護者啓発、個人記録を生かした幼児理解を行いながら、研究をさらに深めたいと考え、本主題を設定した。
 

研究の方法と内容

〇研究保育:講師による指導
〇個人記録を活用した幼児理解:幼児の実態の理解・分析、記録を基に話し合う体制づくり
〇絵本や物語と出合う機会・場づくり:教師による読み聞かせ、講師によるお話会、園文庫の貸し出し、かんがるー文庫(親子文庫貸し出し)他
〇家庭との連携:昨年度のアンケート結果の分析、園内研究通信の定期発行、かんがるー文庫の充実、クラスだよりを活用した幼児の様子や学級のお気に入り絵本の紹介、外部講師による講演や読み聞かせ