令和3年2月18日 表現参観(年少組)
2月17日(水曜日)に年少組の表現参観を行いました。
絵本や紙芝居、手袋人形やペープサートなど、様々な形でいろいろなお話にふれてきた子どもたち。どの子もお話が大好きです。
そんな中でも、とりわけ子どもたちが気に入った絵本「三びきやぎのがらがらどん」
「もう1回読んで!」と何度読んでも子どもたちからリクエストの声があがり、これまで繰り返し読み聞かせをしてきました。そして、劇遊びをすることにしました。
何度も繰り返し楽しんでいるお話だけあって、言葉もやりとりもしっかり覚えていました。巧技台でやぎが渡る橋を作ったり、パーテーションでトロルのお家を作ったり。お面を被れば、子どもたちの気持ちはどんどん盛り上がっていきました。
身体表現も大切な表現方法のひとつ。小さいやぎから大きいやぎまで、大きさに合わせて体の動きも変わっていきました。怖いトロルは、表情や声のトーンまで怖くするなど、子どもたちなりのイメージを体を使って表現することを楽しみました。
「三びきやぎのがらがらどん」は園庭やホールでも遊び親しみました。子どもたちの日常の遊びの中にも、このお話が根付いていることを実感する日々です。
やりたい役を毎回変えながら、保育室での劇遊びを繰り返したのち、広いホールでやってみることにしました。
保育室とは違い、広い空間の中でさらにのびのびと表現することを楽しみました。
年長組、年中組から劇遊びを見せてもらった経験から、自分たちもお客さんに見てもらいたいという声があがり、年中長のお兄さんお姉さんたちを招きました。
劇遊びの他に、親しんできたカスタネットや卵マラカスを使った合奏、事前に録音した歌に合わせて手遊びも披露しました。お客さんたちからたくさん褒めてもらい、子どもたちはとても嬉しそうでした。
たくさんの経験を重ね、いよいよお家の人たちにも参観してもらう日を迎えました。
ちょっぴり緊張した様子もありましたが、お家の方々に温かく見守られながら、一人一人が自分なりの表現をすることができました。
たくさんの拍手をもらって、とても嬉しそうな子どもたち。
表現参観の最後には、お家の人たちに自分たちが披露した合奏をしてもらったり、親子でふれあい遊びをしたりしました。
毎日の遊びの中で見つけた好きなこと、楽しいことは、先生や友だちみんなで一緒にすると、もっともっと好きになって、もっともっと楽しくなる。
自分で感じたこと、考えたことは、自分の思うように自由にダイナミックに表現していいんだ。
そんなことを子どもたち一人一人に感じてほしいと改めて思います。
これからも、年少組の表現活動は毎日の遊びの中で続いていきます。
いつでも子どもたちの気持ちに寄り添い、一人一人の表現を受け止めながら、豊かな心を子どもも大人も一緒になって育んでいきたいと思います。