花の木幼稚園ってどんなところ?
花の木幼稚園について少しでも知っていただけるよう、園の概要をご紹介します。
3歳児の1日を順に追っていきながら、花の木幼稚園の生活を見てみましょう。
ご家庭での生活から初めての集団生活へ。何もかもが初めての3歳児。
入園当初は、先生や年長組さんに手伝ってもらいながらやっていた朝の身支度も、日々の積み重ねの中で、「やってみよう」とする気持ちが育っていきます。
ご家庭と連携しながら、「やってみよう」「できた」の一つ一つを大切に積み重ねています。
学級の実態や時期に合わせて、好きな遊びの時間と学級での一斉活動の時間をバランスよく組み合わせて、日々の園生活を展開しています。
一人一人の興味関心を大切にし、安心して遊べる遊びや場所を見つけてほしいと願い、教師も一緒に遊びながら子どもたちの感じている楽しさに共感していきます。
左上の写真は、お天気のいい日の戸外遊びの様子です。
先生や友達と一緒に、園庭の大きな柿の木の下で色水遊びを楽しんでいます。
右上の写真は、プール開きの前日、初めて学級のみんなで屋上へ上がった時の様子です。
花の木幼稚園のプールは屋上にあるため、初めての場所、初めてのプールで安心して楽しんでもらえるよう、事前活動を行いました。
学級での一斉活動では、学級の一員として教師や友達とのつながりを感じながら、様々な体験をしていきます。
令和5年度よりお弁当給食の提供が始まりました。
給食費は区が負担してくださっており、友達と同じものを食べられる喜び、栄養バランスの考えられた献立は子どもたちの楽しみです。
中には、家庭の食卓では出合ったことのない食材や苦手意識のある食材に出合うこともあります。また、食べる量や内容にも個人差が見られます。
しかし、給食の提供により、いろいろな食との出合いを通じて、食への興味が高まり、子どもたちの健やかな成長へとつながっていることを実感します。
保護者の方を対象に実施した給食試食会も、大変好評でした。
おいしいお弁当給食の後は、ゆったりとお腹休めをしながら遊びます。
玄関ホールで絵本を読んだり、ウレタン積み木で遊んだり、また保育室で午前中の遊びの続きを楽しんだりします。
一日の終わりには、学級のみんなで集まり絵本や紙芝居などを読んでもらいます。
年齢や季節に合わせたおはなしを取り入れながら、子どもたちの感性を豊かに育んでいきます。
さよならの前には、今日の楽しかったことを振り返ったり、明日の予定を聞いて楽しみにしたりしながら、「今日も楽しかった!明日も幼稚園で遊びたい!」という気持ちで降園できるよう心掛けています。
花の木幼稚園は、3歳児~5歳児までが単学級です。
そのため、学年の枠を超えて交流する機会を大切にしています。
日常の遊びでの交流から、行事を通した交流まで、幅広く計画的に異年齢交流を行っています。
上記の写真は、運動会後に年長組が自分たちのリズムを年少組・年中組に教えてあげている様子です。
おにいさん、おねえさんへの憧れの気持ち、年下の子への思いやりや優しさなど、異年齢交流だからこそ育ち合うものを大切に考えています。
花の木幼稚園は、第九峡田小学校の併設園です。
併設校である九峡小とは、年間を通じて交流を行っています。
6年生が幼稚園へ来て、幼稚園の先生の仕事を体験する職場体験。
年長児が小学校へ行き、1年生の授業を体験させてもらう体験入学。
その他にも、九峡小の全面芝のグラウンドをお借りして運動会を行ったり、学校図書館を利用させてもらったりもしています。
小学校との連携を通して、幼児期から学童期への滑らかな接続を目指しています。
年度によって前後しますが、平均して年間7回程度の遠足を実施しています。
学年の実態や季節に合わせて、公園や博物館、芋ほりや動物園などへ遠足へ行きます。
大型バスは、区からの補助をいただているため、遠足代として別途徴収することはありません。
遠足での豊かな直接体験を園での生活や遊びにつなげ、子どもたちの興味・関心をより深めたいと考えています。
「学校パワーアップ事業」などを通して、多方面から専門性の高い外部講師をお招きし、教育活動のより一層の充実を図っています。
大学の講師の先生による運動遊びや東京藝術大学のおとあそび♪音楽隊によるコンサート。
地域のお花屋さんによるフラワーアレンジメント。
また、令和5年度には東京都教育委員会のプロジェクトに参加し、元サッカー日本代表の北澤豪さんからサッカーを教えていただきました。
この他にも世界を舞台に活躍されている先生によるパネルシアターの会や人形劇団をお呼びしての観劇会など、多種多様な活動を計画しています。
毎年、教育活動の充実と教師の資質向上を目標に研究テーマを設定し、園内研究を行っています。
令和4年度・令和5年度は、絵本やおはなしとの出合いを通して、「心や言葉を豊かにし、のびのびと表現する幼児を育てる」をテーマに研究を進めています。
玄関ホールをダイナミックに改造し開設した「えほんのもり」
担任以外の教員から絵本を読んでもらったり、学年の枠を超えた友達と一緒に読み聞かせをしてもらう「おはなしひろば」
毎月親子で行っている絵本貸し出し「かんがるーぶんこ」
様々な取組を通して、研究を進めて参ります。
花の木幼稚園では、随時施設見学を受け付けております。
ご希望の方は、園までご連絡ください。
また、未就園児を対象とした「こうさぎタイム」も実施しています。
ぜひ、花の木幼稚園へ遊びにいらしてください。