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平成23年度 園内研究

 

平成23年度 園内研究テーマ

 心を動かし伸びやかに表現する幼児を育てる
   ~東京藝術大学との連携を通して~    」

  美術における専門性と幼児教育の専門性の連携による芸術教育の実践

 

平成23年度アートの日 第5回

 

第5回 東京藝術大学に行ってみよう(H23/12/15)

  アートの日でご指導いただいた先生方や学生のお兄さん、お姉さんは、どんなところで教えたり、勉強したり、
 作品を創ったりしているんだろう。藝大ってどんなところなんだろう。ワクワクしながら、藝大を訪ねました。
 「建物も、芸術だね」「大きな木もたくさんある」到着早々、藝大の雰囲気を感じとっていました。
 大石膏室の大きな石膏像を見て圧倒されたり、教えてくださった先生方の研究室の様子を見学したり、学生の皆
 さんが創作に取り組んでいる様子を見て、様々なことを感じ取っているようでした。

  藝大の先生方が本当に温かく迎えてくださいました。魅力的な先生方や、日常では出合うことができない本物
 の世界に触れ、「大きくなったら、藝大に行きたいな。」と、憧れの気持ちを語る子もいました。 
 


  「ネームプレートと同じ銅版で作ったんだって。」「おもし
  ろい形だなあ。」「どうやって作ったんだろう。」と、興味
  津々。
 銅版のネームプレートを教えていただいた篠原行雄先
  生の研究室を見学させていただきました。鉄を熱して
  変形させるのを見てびっくり、実際にさわってみて、また
   びっくり!
「こんなに大きいのこぎり、初めて見たよ!!」昔は、
こののこぎりで木を切って作品を作っていたんだって。 
  
  サクラ、マツ、イチョウ・・・全部違う種類の木。「硬さや肌    
  触り、性質、一つ一つみんな違うんだよ。だから木の特徴
  にあった使い方をするんだ。」
 アートの日にご指導くださった先生方に♪大きい木♪の歌をプレゼント。本郷 寛先生が「君たちがアートの日に体験したことは、大きくなっても心のどこかに残っていると思い
ます」
と、メッセージを送ってくださいました。
  楽しかった東京藝術大学。見学した石膏像を再現して作
  った子もいました。「大きくなったら藝大にいきたいな。」

    アートの日を通して、心を揺さぶる様々な感動体験をしてきた子どもたち。「幼児期だからこそ本物に触れる体験、美しさを
  感じる体験が大切なんです」と、素材にこだわり、時間や手間をかけて、プログラムの実践をしてくださいました。また、幼稚
  園の考えも尊重してくださり、柔軟にプログラムに反映させてくださいました。
   心豊かに感じ、表現する楽しさを味わってきた子どもたち。教職員もまた、表現することの意味や深さを学ぶことができま
  した。アートの日をコーディネートしてくださった 本郷 寛先生をはじめ、ご指導くださった先生方、学生の皆さんに、心から
  お礼申し上げます。
  

 

平成23年度アートの日 第4回



 

第4回 光で写しとってみよう(H23・11・28)  佐藤 時啓先生のプログラム

  太陽の光の影を利用して、葉っぱや切り紙、ペンや半透明のビニールなど、身近にある色々な物の影を写しとりました。
 ラミネーターで熱を加えると青い影の濃淡が表れてびっくり! 
  実際の形と写った影の違いに驚いたり、濃淡の美しさを感じたりと、影の世界のおもしろさを味わいました。友達の作
 品を見て、「これ、何の形?」とあてっこ遊びもしていました。

 
      
    感熱紙の上に、影を写しとりたいものを置き、感熱
  紙の黄色が白っぽくなるまで太陽の光にあてる。
   感熱紙にラミネータを通して熱を加えると・・・

   
    「あ、影が出てきた! さっきまでは見えなかったのに」
「これは何を置いたの?」「こっちはマイクみたいだね。」 
  友達と思ったことを伝え合う。
   
   
  「これは、何を置いたんだろうね。」「これは、おもしろい
  影の形だね。」と、佐藤先生や友達と作品を見合い、
  スケッチブックに貼りました。
  おかあさんに、今日のアートの日の日のことをお話
  しながら、一緒に作品を見る・・・こんなひとときが、
  表現する喜びを後押しします。  
 

平成23年度アートの日 第3回


 

第3回 銅版でネームプレートを作ろう(H23/9/27) 篠原 行雄 先生のプログラム

 本物の銅版に針金をつけて金槌でたたき、世界にひとつだけの自分のネームプレートをつくりました。なかなか
 普段の生活では出合うことができない、銅版での制作。「10円玉、銅メダルも銅でできているんだよ。」と、
 身近な所で銅が使われていることに納得していました。
 
 藝大の先生方が、事前に銅板を加熱し、柔らかくしてくださいました。硬い金属も熱を加えたり、金槌でたたいたり
 すると、形を様々に変化させることができることも知りました。自分の名前が浮き出してきたときは、わくわくしま
 した。藝大の篠原先生の作品にも触らせていただきました。


銅版に、文字の形にした針金を貼ります。
「ちょっぴり難しそうだけど藝大の先生と一緒なら大丈夫!」
「星の形も作ろう!」「私はハートも!」
金槌でたたきます。「重たいけど、しっかり持って!」
「木工遊びで使ったことがあるから任せて!」
  たたいた銅版を薬品につけて磨くと風合いが変わって、
  渋みが出てくることも体験しました。
 
 

平成23年度アートの日 第2回

 

第2回 親子でアート「版画にチャレンジ」(H23/8/30)  東谷 武美先生のプログラム


  夏休み、親子で版画に挑戦しました。紙粘土で作った作品を、絵の具をつけた軍手で直接色をつけます。
  自分の手のひらで感じた凹凸がそのまま、紙に写し取られます。藝大の東谷先生や学生の皆さんの版画も見せて
  いただき、版画にはいろいろな手法があることを知ったり、その美しさや不思議さに驚いたり・・・
  親子で一緒に、表現する喜びを共有したひととき。藝大の方々やおうちの人と、夏の終わりの素敵な思い出
  ができました。


紙粘土で思い思いの海の生き物を作ります。
「魚にしよう!」「たこもいいね!!」
「こんなふうにしたら素敵じゃない?」
お母さんたちも夢中です。
紙粘土の作品ができたら、
軍手をはめた自分の手に絵の具をつけて刷ります。
「どんな形が出てくるかな…??」
「お母さん、しっかり押さえててね!」
額縁に入れると、作品が一層輝いて・・・。
みんな、すてきな作品が出来上がりました。
 

平成23年度アートの日 第1回

 

第1回 星座のトンネル(H23.7/8・11) 宮元 三恵 先生のプログラム

<1日目> 藝大の宮元先生が、宇宙のスライドを見せてくださり、「天の川だ!」「ブラックホールはどこかな」
      と、神秘的な映像に引き込まれていました。天星図をトレーシングペーパーの下に敷き、シールの星を
      貼って、線でつなぎ、自分だけの星座を作りました。飛行機座、リボン座、算数座、ネコ座・・・
      一人一人、ユニークな星座ができました。明日が楽しみ!

<2日目> 宇宙のイメージを広げた子どもたち。今日は星座のトンネル作りです。大きな段ボールに削った割り
       箸で、星の穴をたーくさんあけました。「大きい星を作りたい時は、割り箸を2,3本合わせるといい
      よ」と、学生の先生に教えてもらっていました。年中さんも、真似して挑戦。何十枚もの星の段ボール
      ができあがり、藝大の先生方や学生の皆さんが、猛暑の中、園庭に段ボールを組み合わせて星のトンネ
      ルを作ってくれました。


1日目、星図をうつして自分の星座を作りました
  「こことここをつなげたらどうなるかな」
    リボン座にカブトムシ座・・・おもしろい星座がたくさん
   できました。
2日目、段ボールに穴をあけて星座を作ります。
年中組さんも挑戦しました。
段ボールをつなげて、中に入ることができるトンネル
   ができました。トンネルというよりはピラミッド!?
    穴から差し込む光が、まるで星の輝きのようです
      

    星座のトンネルの中は、穴から差し込む無数の光の星でいっぱい。子どもたちはその神秘的な空間に、「きれい~」と
   歓声をあげ、思わず手で星をすくいとろうとしていました。そんなふうに表現する子どもたちの姿もまたアートです。