校長挨拶

ページ番号1004394  更新日 令和6年5月9日

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イラスト:ふくろう

 校 長 猪 瀬 賢 一

今年度は創立139年を迎え、140周年に向けて準備する年でもあります。PTA会長、役員を中心とする保護者の方々や一日会や町会の方々と共に子供たちが喜ぶような周年行事を考えていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。

さて、昨年度「あいさつする子が少ない」という課題があげられ、改善に向けて教職員が取り組みました。その結果、校舎内ではあいさつがあちらこちらで聞こえるようになりました。

一方、意識調査では、学年が上がるにつれて自己肯定感が低くなることが分析結果から見えてきました。また、地域の方から500冊近い本が寄贈されるなど、本校の読書活動は盛んであり、これを生かした学校経営を更に進めていく必要があることが分かりました。これらのことから、目指す学校像を「失敗をおそれず、考えて行動する力を高め、自己肯定感・自己有用感を高める学校」「読書を通して考える学校」としました。

今年度は25名の1年生を迎え、全校児童179名でスタートしましたが、今年度も子供たちが、教育目標である「チャレンジする子~もっと高く もっと広く もっと深く~」に育つよう、教職員一同、尽力してまいります。

「チャレンジする子~もっと高く~」に育つように、目指す具体的な児童像を「高い目標に向かおうとする子」としました。そのために、目標をもたせて読書に取り組ませます。また、本校の卒業生である高村光太郎氏の詩の暗唱に取り組ませ、表現力を高めるとともに、高村光太郎氏について興味関心をもたせていきます。

また、「チャレンジする子~もっと広く~」に育つように、目指す具体的な児童像を「広く人と関わろうとする子」としました。そのために、総合的な学習の時間を見直し、地域の方々を活用した学習計画にしました。また、本校の特色の一つでもある、たてわり班活動で、上の学年が下の学年の憧れとなるような活動内容にするとともに、下の学年が感謝の気持ちを伝えられるよう指導していきます。「ありがとう」が言える、聞こえる学校にしていきます。

そして、「チャレンジする子~もっと深く~」に育つように、目指す具体的な児童像を「探究心をもち深く考えようとする子」としました。そのために、調べたことをまとめるだけでなく、それを知ったことでどう考えるのか相手に伝わるように考えて書く学習を充実していきます。また、深く考えるには新たな体験も必要になります。そこには失敗が付きものですが、失敗を生かして次にどうするか考えさせる経験をさせていきます

このように学校目標に迫りつつ、子供たちも教職員も保護者や地域の方々も、笑顔いっぱいで、楽しく、幸せな学校「笑楽幸(しょうがっこう)」になるよう努めてまいります。

★学校経営方針★

校訓:正直 親切
教育目標:チャレンジする子
 もっと高く・もっと広く・もっと深く

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